今回のニュースは、

前回に引き続き、
2017年1月10日に行われた
オバマ米大統領の
任期最後の演説を取り上げます。

字幕を付けた動画を作成しましたので
まずはこちらをご覧ください。
格差社会や移民問題について
触れています。

 

今日の英語ニュース

For white Americans, it means acknowledging that the effects of slavery and Jim Crow didn’t suddenly vanish in the ’60s.
For too many of us, it’s become safer to retreat into our own bubbles, surrounded by people who look like us and snare the same political outlook and never challenge our assumptions.
If every economic issue is framed as a struggle between a hard-working white middle class and an undeserving minority, then workers of all shades are going to be left fighting for scraps, while the wealthy withdraw further into their private enclaves.
If we’re unwilling to invest in the children of immigrants just because they don’t look like us, we will diminish the prospects of our own children, because those brown kids will represent a larger and larger share of American’s workforce.
FROM – CNN NEWS 10 January 2017

 

このフレーズを覚えよう!

  • acknowledge : (~を事実だと)認める、承認する。同意する。
  • Jim Crow : ジム・クロウ法。主に黒人(黒人以外の有色人種を含む)の、一般公共施設の利用を禁止制限した法律の総称。アメリカ南部の州法。
  • retreat : 後退する、退く。
  • bubble : 泡、わずかな変化。
  • snare : ~をわなで捕らえる、誘惑してだます。
  • assumption : 仮定、前提、常識。
  • frame : ~の骨組みを作る、~を組み立てる、構成する。
  • struggle : (長期にわたる)争い、闘争。「strenuous effort」(激しい努力)
  • undeserving : (称賛・賞罰などに)値しない。「not deserving」(報いを受けるに値しないさま。)、deservingは「worthy of being treated in a particular way」(特別な方法で扱われることに値する。)
  • shade : 陰。
  • workers of all shades : 全ての(陰で支える)労働者。
  • scrap : かけら、スクラップ、断片。
  • wealthy : 裕福な、お金持ちの。
  • withdraw : ~を引き抜く、持ち出す。
  • enclave : 飛び地、飛び領土、包領。
  • diminish : ~を小さくする、減らす、損なう。「decrease in size, extent, or range」(サイズまたは範囲を縮小する。
  • represent share : 役割を担う。

 

和訳例

白人のみなさん、それは奴隷の影響とジム・クロウ法が60年代に突然なくならなかったことを認めることを意味します。
大多数の人々にとって、自分の殻に逃げ込む方が安全です。自分と似た人々、同じ政治的意見を持つ人々、決して常識を覆すことのない人々に囲まれて。
もし全ての経済的な問題が、勤勉な白人の中間層と報われない少数層の努力として位置づけられるならば、全ての労働者はひたすら(スクラップのために)働かされ、一方で富裕層はより富むでしょう。
もし我々が移民の子供たちに対して投資することに反対するなら、それが我々に似ていないことだけのために、我々は自分たちの子供の将来を小さくすることになるでしょう。なぜなら、彼ら茶色(移民のこと)の子供たちは、アメリカの労働力のより大きな役割を担うからです。

 

あとがき

今回の演説は、
少し難しい単語が
多かったのではないでしょうか。

独特の言い回しも入っているので、
意味が理解しづらいかもしれません。
ニュアンスは伝わると思うので、
こういうものだと思って聞いてみてください。

今回のテーマの中に
富裕層(wealthy)、
中間層(middle class)など
格差社会に関するものがありました。

アメリカの財産の格差を調べてみると、
 ・上位1%が全体の35%
 ・上位5%が全体の63%
 ・上位10%が全体の77%
 ・上位20%が全体の89%
となっており、驚くべき格差です。

 

個人的には、
必ずしも格差が悪いことではないと
考えていますが、
やっぱり不満はでますよね。

アメリカの労働に関するデータは、
以下のホームページで
見ることができます。

興味のある方は覗いてみてください。

http://www.stateofworkingamerica.org/

今回は以上になります。