英語がなかなか上達しないんだけど、どうしてなんだろう？
多くの日本人が中学校（早い人は小学校）から英語の勉強を始めているのに、英語を話せない人が多いですよね。
それは英語が成績で評価され、辛い勉強の中で進められてきたからかもしれません。
しかし、英語はただの言葉です。私たちが普段話している日本語のように、慣れてさえいれば日常会話くらいは話せるようになるものです。
そのためには、英語学習を日々の習慣にすることが近道です。
そこで今回は、英語を習慣化することのメリットを７つご紹介します。
- 英語の力が向上する
- やらなければいけないことも楽に続けることができる
- 確実に成果が出る
- 自己肯定感が高まって自信がつく
- 他の習慣にも応用できる
- 認知能力が向上する
- 知識の幅が広がる
これらのメリットは、英語学習だけでなく、他の分野においても効果的です。自分に合った方法を見つけて、英語学習を楽しみながら語学力を向上させましょう！
英語の力が向上する
まず、英語の勉強を習慣化することによって英語力が向上します。英語の勉強をするのですから、これが第一の目的ですよね。
英語も日本語も同じように、習得のプロセスを経て手足のように使えるようになります。
私たちは生まれてすぐに日本語を話せるようになるわけではありません。２、３年の年月をかけてゆっくり話せるようになります。
文字が読めるようになるのは５，６歳になってから。文章を書けるようになるのはさらに数年の年月が必要ですよね。
それなのに英語の勉強を始めて、なかなか結果が出ないことに焦る必要があるのでしょう。
実は、私たちは日本語を習得するのに10年近くの年月を費やしましたが、それを忘れてしまっているのかもしれません。
大切なのは、コツコツと諦めずに英語に触れ続け、勉強を習慣化することです。そうすれば英語は必ず身につきます。
日本で生まれ育った人で日本語が話せない人はいませんよね。同じように、英語にじっくり触れ続けていれば必ず英語力は向上します。
やらなければいけないことも楽に続けることができる
もしすべてのことを自分の意志だけでがんばって取り組もうとすると、考えただけで辛く、苦しくなってしまいませんか？
しかし、この辛さを取り除いてくれるのが習慣です。
習慣というのは、言い換えれば自動運転のようなものと考えることができます。
やりたいことがあれば、まずは自動運転である習慣化を意識してみましょう。
日々の歯磨きや最初は乗るのが難しかった自転車も、慣れると特に手順を意識しなくても自然にこなすことができるようになりますよね。
習慣になると、逆にやらないと落ち着かない状態になります。その領域まで到達すれば、あとは続けるだけです。
確実に成果が出る
一部の天才以外は、ほとんどの人の能力に大差はありません。差がつくのはどれだけ時間と熱意を注いだかということです。
時間と熱意は成果に直結します。しかし、熱意は時間とともに冷めていくものです。
しかも熱意と物事に取組もうとするエネルギーは、トレードオフの関係にあります。
ダイエットをしようって決意して、ランニングを始めたんですけど、気が付くとやるのを忘れて。。。そのままやらなくなってしまって。そうなると走りに行くのが苦痛なんですよね。
頑張ろうとする気持ちは熱意を消耗するので、仕方のないことなんですよ。
やりたいことを習慣にすることで、熱意と切り離し、自動運転モードにすることができます。そして、その習慣を続けることにより、費やした時間に比例して結果に近づくことができるのです。
習慣として続けていけば、必ず結果がついてきます。
自己肯定感が高まって自信がつく
次に紹介するメリットは、「自己肯定感が高まる」「自信がつく」ということです。
何事も継続することは大変ですよね。しかし、継続できる人は他の人が身に付けることができない能力や知識を身につけることができます。
もし継続できれば、自分自身を褒めることができるようになるでしょう。そうすれば自己肯定感が高まり、自然と自信へとつながっていきます。
「天才」と呼ばれる人たちの多くも、他の人よりも努力を重ねて能力を磨いてきました。その努力の要素の1つが継続です。
プロ野球選手のイチローも「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と言っています。
英語の学習を習慣化し、コツコツと知識を積み重ねることで、やがて英語を話すことができるようになります。その結果、自信もついてくるのです。
他の習慣にも応用できる
一つのことを継続できる人は、他のことにも応用することができます。
仕事、勉強、ダイエット、筋トレなど、自分がなりたい姿や達成したい目標のために、「やりたいこと」や「やらなければいけないこと」があるのではないでしょうか。
あなたの周りにも多くの人が様々なことに取り組み、成果を上げているはずです。そういう人たちは習慣化することが上手な人たちです。
習慣化のコツをつかむことができれば、他のことにも応用することができます。
- モーニングルーティン・・・起床後にストレッチや読書、目標の設定などを行う習慣を作ることで、良いスタートを切り、効果的な時間管理や意識の高い行動が身につく。
- 自己啓発・・・本を読む、オンライン講座を受ける、ポッドキャストを聴くなど、知識やスキルを積極的に習得することができる。
- 健康管理・・・定期的な運動や食事の記録、健康アプリの活用などを通じて、自身の健康を意識し、持続可能な健康管理ができる。
認知能力が向上する
英語は、日本語とは異なる文章の構造を持っているため、異なる脳の部位を使います。
また、人と英語でコミュニケーションをする際には、論理的に考え、分かりやすく伝えようとするため、脳のあらゆる部位に刺激を与えることができます。このような点から、英語学習は脳トレにもなり、認知能力の向上に繋がるのです。
日々の英語学習においても、新しい単語の暗記や文法の習得といった作業は、脳の多くのスキルを同時に処理することを要求します。これにより、脳の柔軟性や記憶力が向上します。
- 単語の暗記・・・記憶力や認知機能を刺激します。単語の意味や発音を覚え、それを文脈に応じて適切に使いこなすために、脳は効率的な情報処理を行います。
- 文法の習得・・・文法の規則を理解し、文を作るための構造を学ぶことは、脳の論理思考や言語処理能力を鍛えてくれます。
知識の幅が広がる
英語を学習することで、知識の幅を広げることができ、それによってさまざまなメリットがあります。
海外の情報を日本語化される前に取得できる
英語が読めることで海外の情報にアクセスする能力が向上します。日本語化される前の情報に触れることで、より早く新たなトレンドや最新情報を取得することができます。
翻訳や簡略化される前の情報を読むことで、より詳細で正確な情報を得ることができるのです。また、英語の文章の微妙なニュアンスも理解し、情報をより深く読み解く能力が身につきます。
最先端の研究論文や専門分野の情報にアクセスできる
研究論文や専門分野の情報で、影響力が大きいものは英語で発表されます。
最新の論文や話題の技術やトレンドの情報をいち早くキャッチすることができます。
英語学習によって他の人よりも早く新たなビジネスチャンスを見つけることができるようになります。これにより、自身のビジネスやキャリアにおいて競争力を高めることができるでしょう。
まとめ
今回は、習慣化することで得られる次の７つのメリットを紹介しました。
- 英語の力が向上する
- やらなければいけないことも楽に続けることができる
- 確実に成果が出る
- 自己肯定感が高まって自信がつく
- 他の習慣にも応用できる
- 認知能力が向上する
- 知識の幅が広がる
習慣化するメリットを理解したうえで、英語の学習に取組めば、必ず成果につながります。
続けられる英語学習のコツについて、これからどんどん紹介していくので一緒に楽しみながら頑張りましょう！
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